江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。タイトルは、ノヴァーリスの小説『青い花』に由来する。
本作では、ふたりの主人公を取り巻く女性同士の人間関係や恋模様とともに、男女間の恋愛や恋心も描かれている。これについて作者は、「女の子同士の恋愛だけに特化すると、女の子同士の恋愛が単なるファンタジーになってしまいそうなので、男女の恋愛も含めて描いた」という旨のことを語っている。主人公のふみは女性が(性的な意味も含めて)好きな少女として描かれているが、作者の前作『どうにかなる日々』とは異なり、直接的な性描写はほとんどない。



